自動火災報知設備の誤発報原因②2023.09.06

みなさんこんにちは、京都消防点検サービスです(^^)/

今回は先日に続き自動火災報知設備の誤発報原因につてご説明できればと思います

 

自動火災報知設備の誤発報原因②は「大気圧の変化など気象状況」によるものです

台風による著しい気圧低下やその後の気圧上昇などですね(^_^;)

 

これは先日ご説明した、差動式熱感知器のしくみによるのですが、急激な大気圧の変化が発生すると、差動式熱感知器のドーム内と外気に気圧差が発生します

それにより感知器内のスイッチが押し上げられ通電することにより、火災感知と同じ状態となります

 

もっとも多少の気圧変化で誤発報することは通常考えにくいので、このような誤発報が続く場合は、感知器の劣化や汚損(ドームから気圧を逃がす穴が埃や油でせまくなっている)が進んでいる可能性が高いと思います

 

夜間や来客時の誤発報はいろいろ大変ですので、定期点検でしっかりとメンテナンスしていくことが大切となります(^_^)


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